熟成肉イベント大成功！

昨日は待ちに待った一大イベント、熟成肉の名門大阪「又三郎」のバーベキューパーティーInオキオリーブ。又三郎と言えば、その名を知らぬものはいないほどの熟成肉の草分け。又三郎がスゴイのは単なる熟成肉の焼肉屋さんではなく、フレンチやイタリアンも極めた鬼才大森シェフが奏でる、お肉料理のハーモニー。大森シェフが焼くとハンバーグだって高級フレンチレストランの味わい、まさに肉のワンダーランド。

そんな又三郎さんがオキオリーブのオリーブガーデンで熟成肉イベントに来てくれた。

オリーブの木に囲まれた大テーブルに、総勢40人以上がいっしょに腰かけて、今日知り合った人たちばっかりが、和気あいあいと会話を始める。そんないい雰囲気の中、お食事がスタート。

コイツは鶏の丸焼き。この鶏はアイレックス綾川の「フィーユ・エ・フィス」で150日肥育で旨みを乗せる、大林光一さんの育てた讃岐コーチンの雌。炭火でじーっくり1時間かけて焼き上げたら、全身旨みの塊。ご家庭ではできない豪快なお料理。

もちろんお肉だけじゃない、前菜に出てくるのはこれまたおしゃれなフルーツサラダ。トマトやブドウ、オレンジやライム、爽やかそのものの果物に、チーズを乗せるとそれだけで華やかなサラダに大変身。

なんだこの串は？

はい、オリーブの枝を串にしてのオリーブ牛串。焼いてるお肉は鹿児島産の完全放牧牛のバラ肉。グラスフェッド特有のどことなく草の香りの風味と、全くしつこくない油質で、いくらでもお腹に入っていく。オリーブの串からもどことなくオリーブの香りが入ってるかしら？お肉だけでも十分ウマいんだけど、やっぱりこうやって天然の串に刺して焼くとさらにおいしくなるね。しかもそれを食べるのが、オリーブ畑の中ときたら、もう雰囲気あることあること。この提案してくれた大森シェフのセンスの良さに脱帽。でも、この枝削るのけっこう大変だったことは大森シェフには内緒にしておく。

こちらのオリーブハマチはオキオリーブからの差し入れ。前にもこのブログで紹介したオリーブハマチ。オリーブの葉を粉末にした餌を食べることで、臭みの全くない鮮度抜群の健康ハマチが出来上がる。オリーブの健康効果はこのハマチを食べればすぐ理解できるね。で、今回はオリーブハマチに澳Oki Oliveを豪快に回しかけて召し上がって頂く、贅沢なお皿。黄色いのは冷凍卵の黄身の醤油漬け。これがまたハマチと澳Oki Oliveとよく合うのよ。

メインディッシュは熟成土佐あか牛のリブロース。7センチ以上もあろうかという分厚いロース肉を炭火でじっくり焼いては休ませ、焼いては休ませ焼き上げることで、肉のうまみが全部中に閉じ込められる。パクっと一口ほおばった瞬間、コクのある熟成香が口いっぱいに広がり、ぎゅっとかみしめるとあか牛特有の濃い旨みがじゅわっと染み出す。そしてくどさとは無縁のリッチで爽やかな脂が旨みにコクを増す。なんというおいしさ、もともとオキオリーブは土佐あか牛大好き応援団。それが又三郎さんの熟成と大森シェフの腕で焼くとなると、至福のおいしさに化けるのだ。

前菜、チーズ、サラダ、サラミ、フルーツ、鶏肉丸焼き、ポークロースト、オリーブ牛串、土佐あか牛・・・もうアカン、お腹いっぱい、ってベルトを緩めたところへも、大森シェフの波状攻撃はまだ終わらなかった。この釜飯、ポルチーニ茸の炊き込みゴハン。ノックアウト、こんだけお腹苦しいのに、あまりのおいしさについつい食べてしまう、魔法のゴハン。日本に生まれてよかった、こんな旨いもんばっかり。

又三郎熟成肉イベントは大成功！お越し頂いたお客様も全員がとてもいい笑顔でいらっしゃったのが、何よりの喜び、来週のフラメンコイベントも、大成功に。

これからも、このオキオリーブガーデンカフェを舞台に、いろんな企画打ち出すのだ！