わたしたちがオリーブを育てているのは香川県。もともと香川県の小豆島は日本におけるオリーブの発祥の地なんで、県花・県木もオリーブの花と木、今では小豆島だけでなくて、香川県全土でオリーブの栽培が広まってきている。
そんな香川県に関係する人たちが東京で集まるのが「東京香川県人会」。主には香川県出身で東京在住の人たちが、故郷を懐かしんで集まるんだけど、必ずしも香川県出身者だけではなく、転勤で香川に何年か住んだことがある人たちの集まり「笑狸会」なんて団体なんかもあって、香川を愛する人たちが集まっている。
年に一回この香川県人会の総会が開かれるんだけど、今回は記念すべき第100回大会!ということで香川県庁の担当者も気合が入っている。参加者もいつもよりずっと多く500人を超える過去最大規模、となると来てくれた人にもたくさんのおみやげを用意しないといけないと、香川県のいろんな企業からおみやげが寄贈された。
オキオリーブが用意したのは、当然オリーブオイル。そもそも香川県産のオリーブオイルってとれる量が極端に少ないから、香川の人でも自分の土地で採れたオリーブオイルを食べたことがない人が圧倒的に多い。今回用意したおみやげのオリーブオイルは5本だけ。「ケチ、もっと振る舞ってよ」。はい、すみません、オキオリーブもまだまだひよっこの若い農園なんで、そんなにたくさん取れないん、もうすこしおまちください。
で、よりたくさんの香川県の方々に国産オリーブオイルを知ってもらおうと思って仕掛けたのが、こちら。
「オリーブ醤油うどん」
県人会の総会が終わると懇親会が開かれるんで、そのメニューの目玉にしたのが、うどんを醤油とオリーブオイルだけで頂くオリーブ醤油うどん。
まったくイメージできない人が多いと思う。特に香川県以外の人にとってうどんって、たっぷりのあったかいダシで食べるものと思ってるから、想像できない。香川県ではうどんは冷たいままダシをはらずに、醤油やつゆで食べることはごく普通のこと。
そんな香川県人でも、オリーブオイルで食べたことのある人はほとんどいない。500人以上香川県人が集まる機会なんてめったにないから、これはいい機会だとお出ししたのがこの「オリーブ醤油うどん」キリっと〆たうどんにお醤油とオリーブオイルを回しかけるだけのおうどん。
ウマいのだ。
皆さん食べたら納得
「オリーブオイルで食べたんは初めてやわ~、いやこれウマいやん」
ありがとうございます。国産オリーブオイルが一番合うのはやっぱり和食。ほんのひと匙オリーブオイルを垂らすだけで、普段のごはんが驚くほどおいしくなる、澳Oki Oliveでそんな体験を味わってほしい。
うどんにオリーブオイル、やってみたい!です。