去年の今頃でしょうかね、オキオリーブにカフェができるぞ、夏前にはオープンするのだ、なんて言って伸びに伸びてた建屋がやっと完成。いくら四国高松が温暖なところだっていってもさすがに大寒の1月や2月はそれはそれで結構寒いんで、こんな時期にカフェオープンするのは、あんまり嬉しくない。なぜって、この建物は単なる厨房で、この中で食べるわけじゃないのだ。
そうです、ランチ食べたり、お茶したりするのはココ、はい、お外なんですね~、そりゃ寒いわ。初めて来て下さったお客さまがぶるぶる震えながら、すっかり冷めきったコーヒーなんか飲まされた日にゃ、あんまり気持ちのいい思い出にはならんですわ。2月中旬くらいに週末だけのプレオープン営業を始めて、4月にグランドオープンしようかなって思っております。
このブログ読者の方なら、すでにオキオリーブ高松農園にお越しになったことがある方もいらっしゃるでしょうが、小高い丘の上のオリーブ畑はとても心地いい空間、こんなところでオリーブの涼し気な葉を眺めながらゆっくりお茶ができたらいいのにな、って思いを現実のものにしてみたのが、このカフェ。
できることはなんでも手作りで作っていくのがオキオリーブ流、カフェの壁に掛ける看板もデザイナーの吉岡さんが手作りで書いてくれた。この板だって畑のてっぺんにあった廃材をカンナで削って作ったもの。なかなか可愛くできたでしょ。
オリーブ畑ならではの飲み物がコレ、オリーブ生茶。オリーブの葉っぱって、健康にはとってもいいだけど、まー、おそろしく苦いことが難点。ところが、このオリーブ生茶は苦みがとってもマイルド、香りもオリーブを感じる爽やかな香りで後味さっぱり。
「そんなこと言われてもわからん!」
んー、そーね、緑茶のさわやかな渋さ、ルイボスティーの清涼感、コーン茶の甘い風味のいいとこどりしたみたいな味、っていうと少しピンと来てもらえるかしら?ま、カフェがオープンしたらお越しくださいませ、きっと気に入ってもらえると思ってます。